町田・相模原での起業・会社設立をサポート(株式会社・合同会社設立)

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創業ブログ

合同会社の社員

2016年01月05日 | 町田・相模原での創業サポート事務局

司法書士の佐伯です。

 

新年明けましておめでとうございます。

本年も町田・相模原創業サポートをよろしくお願い致します。

 

さて、合同会社を設立した後に社員を雇いたいけど、出資してもらう必要があるのかというご質問をよくいただきます。

合同会社には最低1名の社員が必要で、社員が1名の場合はその人が代表社員となります。

また、合同会社の社員は必ず出資する必要があります。

 

ここで、混乱を招いているのが、この『社員』という表現です。

合同会社の社員というのは、簡単にいうと役員のことです。

株式会社の役員といえば取締役等になりますが、株式会社の役員となるには別に出資はしなくてもかまいません。

しかし、合同会社の役員たる社員になるには必ず出資が必要となります。

株式会社は所有と経営が分離されているのに対し(上場している企業をイメージすると分かりやすいです)、合同会社は所有と経営がくっついています。

 

上記の回答としては、一般的な表現の社員(従業員のこと)を雇用するにあたって、出資してもらう必要はありません。

会社法という法律の中に合同会社や株式会社のことが定められていますが、会社法での合同会社の社員という言葉と一般的な意味での社員という言葉の意味は異なります。

この辺りで混乱が生じているのでしょうね。

 

会社を創る際にご不明な点などあったら是非無料相談にお越し下さい!

それでは!

 

 

合同会社から株式会社への変更は出来ますか?

2015年11月05日 | 町田・相模原での創業サポート事務局

司法書士の佐伯です。

 

コストの面から考えて、会社設立時は合同会社での設立を考えていて、会社の規模が大きくなったら株式会社へ変更しようと考えられる方がいます。

この手続きは組織変更といって、可能です。

ちなみに株式会社→合同会社の組織変更も可能です。

 

さて、この組織変更ですが、設立時のコストカットという面でメリットがありそうですが、実際のところはどうでしょう。

実費だけで考えると実はこちらの方が特になることが多いです。

というのも合同会社から株式会社に組織変更するにあたっては定款認証がいらないのです。

合同会社の設立時も定款認証は不要ですので、ざっくり計算すると(※資本金が1000万円とします)合同会社設立時に登録免許税が6万円、組織変更時の登録免許税が6万円(解散登記と組織変更による設立分)の計12万円です。

その他債権者保護手続きの為に官報公告等の多少の実費がかかります。

株式会社の設立だと登録免許税で15万円、定款認証代が約5万円でこれだけで計20万円します。

 

一見、こちらの方がよいと思われるかのしれませんが、組織変更って実は結構手間がかかります。

法律的にも色々と手続きが必要ですし、税務の面でも大変です。

もちろん、現在合同会社を運営されていて、事業規模が拡大したから組織変更するといったご相談は大歓迎なんですが、これから新規で会社設立を考えられている方で一時的なコストカットの意味で合同会社からの設立を選択すると、自分ですべてやれば上記とおり安くできますが、現実的に難しいので専門家に依頼すると結局高くつくことになると思います。

 

やはり、ある程度の事業規模も持って、拡大を考えていくのであれば、私は株式会社をお勧めしています。

合同会社にもメリットはたくさんありますので、合同会社がダメというわけではありませんよ(笑)。

この辺り、悩まれているかたは一度相談に来てみて下さい。

お待ちしております。

 

現物出資という方法

2015年07月27日 | 町田・相模原での創業サポート事務局

司法書士の佐伯です。
 
事務所の私の席が窓際にあるのですが、あまりにも暑いので接客スペースに避難して今日の記事は書いています(笑)。
 
さて、株式会社にせよ合同会社にせよ、会社を創るに当たって出資する必要があります。
通常は現金を出資してそれが会社設立後の資本金となるわけです。※厳密には資本準備金というものもありますが、通常は全額資本金にします。
 
でも、手持ちの現金が少なくて、出資金を多く出せない場合もあります。
実は、出資金=資本金の額が少ないと会社の信用面に影響が出ることがあります。
例えば金融機関から融資を受ける場合などです。
 
そこで、現物出資という方法があります。
これは、文字通り現物を出資するのです。
例えば車なんかを出資するのですね。
この車の価値が200万円だとすれば、現金で200万円出資したのと同じことになります。
 
現物出資をするときは、そのことを定款に定めなければならないのですが、その他に、この物の価値を判定するために原則として裁判所で選ばれた検査役の調査・証明が必要です。
その他、弁護士や税理士、不動産鑑定士などに証明してもらう方法もあります。
 
これはやっかいですよね。
非常に煩雑です。
ただし、現物出資の金額が500万円以下の場合は、このややこしい手続きをせずに、現物出資が出来るのです!
少額の現物出資は利用価値の高い方法といえます。
 
あまり細かいものを何でもかんでも現物出資することは出来ないのですが、車や有価証券など、ある程度価値のあるものであれば可能です。
手持ちの現金が少ない場合は現物出資も選択肢の一つです。

株式会社にするか、合同会社にするか。

2015年05月20日 | 町田・相模原での創業サポート事務局

司法書士の佐伯です。

 

税金やお金の話は中野税理士が専門ですので、司法書士である私は会社の種類や手続きの方法など法律に基づくお話をさせていただこうと思います。

 

会社を作るにあたって、株式会社にせよ合同会社にせよ国が決めた法律というルールに則って設立手続きしなければなりません。
初めて会社設立を考えている方の中には、株式会社にしようか合同会社にしようか迷われている方も多いと思います。

 

少し調べてみると、合同会社は設立コストが株式会社に比べて非常に安いことが分かります。
更に調べてみると、合同会社も有限責任、つまり株式会社と同じで法人の損失を出資した価格以上に負う必要がないことが分かります。

 

『合同会社いいじゃん!』となって、合同会社の設立を希望されるでしょう。
ちょっと待って下さい!!
確かに合同会社のメリットは沢山ありますが、その反面デメリットもあるんです。

 

簡単に言えば、合同会社は一人オーナー社長で企業して、その後もその状態を維持するであろう時にはお勧めできます。
逆に株式会社は設立コストは確かに合同会社に比べてかかりますが、今後会社を大きく成長させて役員も増やしていく場合に選択すべきです。

 

この辺りの細かい理由については無料相談にお越し下さい。
今後の展望をお聞きしてどちらの法人形態が適しているかお話させていただきます。

どこにお店を出すか?

2015年05月04日 | 町田・相模原での創業サポート事務局

本日は、
「どこにお店を出すか?」
についてお話させていただきます。

町田は、飲食店・美容室が非常に多く
いわゆる激戦区になっています。

激戦区なだけに、やはり入れ替わりも多くあります。

町田在住、土日は町田駅周辺をプラプラ散歩するのが趣味

な私が感ずるところは、

「繁盛しない立地というものは存在する」

という事です。

あーここまた変わるんだ~と思う事は多々ありますね。
でも詳しくない方だと、過去の店舗変遷を知らない場合の方が多いでしょう。

そして、二番目。

「その場所を通る人に求められているお店かどうか」

お店を出す時に、
「良いものを売っているのだから、わざわざ来てくれるだろう」
と安易に思うのは非常にハードルが高く危険です。

ですので、
慌てず・焦らず・戦略的に出店する場所を検討する必要がありますね。

いざ独立!となると皆さん多少慌てて物事を進めてしまったりします。
それが危険なんですね。

自分がやれば上手くいく。
確かにそう考えることも必要でしょう。

ただ、そう考えた上で、
1、「繁盛しない立地に出しても、せっかくの自分の商売の良さが伝わらない」
2、「通行する人たちの購買意欲をしっかりと考える」
を考慮したうえで出店していただきたいと思います。

自分が熟知している町で出店するなら良いでしょう。
しかし、もし皆さんが町田・相模原という土地柄に詳しくないのであれば
我々にご相談下さい。

だてに、プラプラ散歩しておりません。
この辺りならこうですね、ここは昼はこうだが、夜はこんな感じですよ
とお話できます。

私達が分からない場所の場合は、我々のお客様に聞いてみます。

町田・相模原の起業は、
地元の司法書士、税理士法人にお問い合わせ下さい!!

それではまた!!

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