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創業ブログ

決算と決算の流れについて

2021.04.01 | oda

若葉君:先生!
決算の時期が迫ってきたので準備をしたいのですが、どんなことをすればいいんでしょうか?

先生:いい質問ですね!
それでは今回は決算とその流れを確認していきましょう。

【決算とは】
会社の会計期間は1年間と決まってます。この会計期間末に会社の業績を確定させて経営成績を明らかにする一連の手続きの事を決算といいます。

【決算書とは】
決算の際に作成する決算書とは、1年間の帳簿を整理し、会計期間末時点の経営成績や資産、負債を一覧にしたものです。

決算書を見ることで会社の経営状態が分かりますので、経営戦略を考えたり銀行の融資を受ける際などに銀行に見せることになりますので大切な書類になります。

決算書は「貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書・個別注記表」で構成されています。
それぞれ下記の内容が記載されています。

・貸借対照表:会社の資産、負債、純資産を記載しており、会社がどのようにして資金を調達し、運用しているのかを確認することが出来ます。

・損益計算書:会社の収益、費用、利益を記載しており、会社がどれだけ利益を得たのかを確認することが出来ます。

・株主資本変動計算書:株主資本の変動の様子を一覧表にした物で、株主資本の増減の原因を確認することが出来ます。

・個別注記表:会社の財産や損益の状態を間違いの無いように判断する為の事項を記載する物です。

 

【決算の流れ】
決算は下記の流れで行います。

会計期間末までの取引の入力

会計期間末までの現金・預金残高、商品棚卸高などの
残高確認


決算整理

決算書類の作成

確定申告書の作成

申告・納税

 

若葉君:決算整理とは具体的にどんなことをするのですか?

先生:決算整理では今期に計上するべき売上・仕入・費用の確認、費用の中に事業活動に関係のないものが含まれていないか、資産として計上するべき費用がないかなどが挙げられます。

若葉君:毎月しっかり会計の記録をつけないと決算の時の確認が大変そうですね。

先生:そうですね。毎月末の残高を意識しながら記帳することは自分の会社の状態を把握できることになるので普段からしっかりと記帳して決算の時に慌てないようにしましょう。

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