『自分でやる』を減らす
2015.12.01 | 町田・相模原での創業サポート事務局
司法書士の佐伯です。
起業・創業するにあたって、本当に色々とやらなければならないことがあります。
まずは会社設立にあたって登記手続きがあって、その後に税務署に会社設立を届け出て、従業員を雇えば給料計算や雇用関係の手続きがあり、毎年決算期には決算業務もあります。
日々のお金の流れもきちんと記帳して、もちろん本業の方にも専念しなければなりません。
人脈作りも大事です。
色々な交流会に参加する、各種団体に所属する、セミナーなどに参加する、付き合いでのゴルフに行くなど。
家庭のある方はそっちもおろそかにしてはなりません。
家族あっての仕事です。
順番を間違ってはいけないと思います(仕事あっての家族という考えには私は消極的です)。
経営者って、自分ですべて判断できるので自由ではありますが、とにかく時間がありません。
現状維持だけでは沈んでいきます。
常に右上を見ていなければなりません。
そんな中で、結構『自分でやる』方って多いです。
悪いことではないです。
私も開業一年目は税理士に頼まずに確定申告しました。
ただ、2期目からは税理士に依頼しました。
理由としてはやっぱり本業に集中したいからです。
『自分でやる』とその分の時間が食われます。
これって計算すると結構もったいなかったりするんです。
自分の時給を考えて、依頼した方が得か損か。
そろばんはじいてみましょう。
また、物事を依頼すると、そこで人脈って増えるんですよね。
頼む頼まれるで人脈は広がります。
本業でも従業員を雇えば、なるべく任せられるものは任せたほう良いですね。
自分も従業員も成長できます。
ただ、任せて失敗してしまった場合はケツはしっかり持ってあげる。
これで良いと思います。
なんだか自分にも言い聞かすことですが、『自分でやる』は減らしていったほうが良いと思いますね。